はいどうも、梅雨入り憂鬱な黒大です。
『梅雨』やっぱ嫌ですよね、ほとんどの日本人は煙たがると思うんですが。
ちなみに子ども達は以外と嫌いじゃないみたいで。
普段使わない長靴を履いたり、カッパを着たりできるし、それを装着したら水たまりで遊べるかららしい。
うーん、子どもの感性って凄いですね。
大人は洗濯物とか通勤の心配をせないかんし、何より気温と湿度が不快なので敬遠してしまいがちですが。
子どもを見習ってレインシューズでも買おうかな。…いや、いらんな。
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さて、本題【男性の育児休暇】について。

そもそも、このテーマを取り上げようと思ったのは『自分自身の経験』と『小泉環境相の育休取得』が絡んでます。
まずは『自分自身の経験』
これは一言で【取ればよかった】に尽きる。
過去の自分に懇々と言い聞かせたい。
育児に参加だの家事手伝いだの、ちゃんちゃらおかしい。
『子どもの成長を見守る』ための休暇だ。
今思えば、一番可愛い時期の大半を仕事を理由に見えてなかった事に気付く。
初めて立ち上がったのを見たのはLINEで送られてきた動画。
初めて言葉を聞いたのもLINEで送られてきた動画。
初寝返りは自分の目で見えたものの、それ以外はほぼほぼ妻からの動画。
下の子に至っては、生後3ヶ月の間に二回の入院。仕事の関係で付き添いもできず。
子ども達は現在8歳と5歳。順調に大きく成長してくれてるものの、あの時期をただただ見過ごしてしまったという後悔があります。
だから今から育休を取ろうかどうか迷ってる男性に一言。
【何を犠牲にしてでも取れ!】
職場の事情や社会の雰囲気もあるだろけど、四の五の言わず取れ。
就業や収入の不安もあるだろけど、何とかなる。…ってか、何とかしろ。
日本の社会一般にある暗黙の常識
『男は仕事、女は家事育児』
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ばぁ~か。
制度とか育休取得率とか、他国と比較しても仕方ないけどよ。
そもそも法律や制度を考えたり作ったりしてる奴等が『育児や家事をしてこなかった』から実のない制度ができるし、社会の雰囲気が出来上がってしもとるんとちゃうの。
僕の住んでる自治体の「子ども子育て会議」のメンバー。
大学の教授(男性)×3名、会社経営者関係の代表(男性)etc…
いやいや、育児経験ほぼないやろ。
男性だからとか女性だからとか言う気はないけど、「児童学」「教育学」の権威が生の子育ての実情を理解できるのかが疑問。
とにかく、そんな人達が作ってきた制度や雰囲気は置いといて
『男達よ、育休を取れ。』
たぶん、大半のパパ達は同じ事を思うはず。
『見栄や雰囲気に惑わされず、取ればよかった』と。
実は僕も、二人目が生まれた時に当時の所属長(女性)から育休取得を促されました。
しかし当時の職場は業務人数も十分でなく(現在も)、一人抜けたら~
って第一に考えてしまいました。
さらに周りには男性で育休取った人が皆無。少なくとも職場内では実際にゼロだったみたいです。…はい、取れない雰囲気MAXです。
そうなると妙な疑心が働いて『男性に育休取らせた初めての長』的な評価がほしいんちゃうのみたいな疑いまで出てきてしまう始末。(ほんまにごめんなさい)
いやぁ、ほんまアホでした。
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次に『小泉環境相の育休取得』
今までにも『◯◯市の市長が~』とか『タレントの◯◯が~』とか話題にはなりましたが、『現役大臣の育休取得』となると社会はどう捉えるのか。
賛否両論ありましたが、個人的には「大いに支持」します。
定時退勤や年休取得についても
『上が取らな、下は取りにくい』
って風潮がありますよね。僕も昔はそうでした。
それと一緒で、一国の大臣が育休取るなら国民みな取りやすくなるんじゃない?
「大臣だから」「取る余裕があっていいよね」じゃなく、そういった批判も含めて国のトップが育休を取った事は、大きな意味があったんじゃないかと思います。
育休取ってみての大臣コメントは、何とも残念なもんでしたが。
ただ、これを機会に男性の育休取得率とかが上がっていけばいいんですが。現実は甘くなさそうですね。
既にメディアでは取り上げられてないみたいですし、周りではまったくの無関心でした。
腹痛めて生んだのは確かに母親やけど、父親がいたからこその子どもでしょ。
鮭やカマキリなら、男は子どもの顔見ずに死んでまうんですよ。
…なんかちょっと違うか。
とにかく男性の育休取得については国をあげて推進していくべき事項ではないかと思いますが、どうも議論が進んでないように感じますね。
そもそも『イクメン』なんて言葉があること事態ナンセンスですよ。
母親の立場なら『イクジョ』はないんかと。いや、そもそも【育児するのは当たり前】なんやから。
『おたくの旦那、イクメンやねー』
ばぁーか。
そんなん言うてる時点で【育児=女性のすること】って言うてる(認めてる)んと同じやと思ってしまいますね。
近所の奥さま方も『お隣の奥さん、イクジョやねぇ。』なんて言う人おらんでしょ。
これについては、男女ともに考え方を改めないかんように思います。
男性側も【家事・育児に参加する、手伝う】じゃなく【家事・育児をする】
女性側も【家事・育児手伝ってよ】じゃなく【家事・育児(一緒に)しよう】
…なかなか言葉で表すのは難しいですが、とにかく男女同等の立場でするのが育児じゃないですか?
だからこその『男性の育休取得は当たり前』にしないとあかんと思います。
政治家でそんなん公約に掲げてる人おらんのちゃうかな。少なくとも近場にはおらんみたいですね。
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これから育休を取ることになる次世代の若い人達は、周りの雰囲気とかに負けず『当たり前に』とって欲しいと願ってます。
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